着物警察って聞いたことはございますか?
「着物警察」をchatGPTに聞いてみると、
「着物を着た警察のことを、着物警察と呼ぶ」と教えてくれましたが、、
もちろん違います!!
警察が着物を着ていたら仕事になりませんね!笑
では着物警察って何かをご紹介していきますね。
着物警察ってどういう人?
「着物警察」とは着物を着た警察ではなく、
着物の着方などが間違っていると、注意してきたり、怒ったりしてくる方のことを呼びます。
もちろん造語です!
着物には「格」があります。もちろん帯にも「格」があるので、それぞれに合わせられるものが決まっているルールみたいなものがあります。
それを知らないで、もしくは知っていても敢えてルールから外れた着方をしていると、着物警察と呼ばれる方から注意をされたり、怒られたりします。
着物初心者でこれから着物を楽しもうとしている時に、着物警察に怒られたら、せっかく着物を始めようとしていたのにと心が折れてしまいそうですね・・・
その為に「着物警察」がどういう方々で、実際にどういう事を言われるのかまずは知っておきましょう。
着物警察からどんなことを言われるの?
実際に私の知人が着物警察から経験したことをご紹介します。
・袷の時期に(暑かったので)単衣を着ていたら、「まだ袷の時期よ」
・フォーマルの席に紬の訪問着を着用して行ったら、「訪問着とは言え紬は普段着よ」
・お太鼓が少し曲がっていたそうで、頼んでもいないので勝手に直されたそうです。
実際に知人が経験した時は、嫌味に聞こえる程度で怒られることはなかったそうですが、勝手に帯を直された時はびっくりしたそうです。
突然、いきなり後ろから帯をグイッとされたら、驚きますよね・・・先に「お直しした方が良さそうですよ」などと一言欲しいですね・・・
その他調べてみると、
・「柄が今の時期と合っていな〜い!」と怒鳴られた。
・帯だけではなく着物を全体的にトイレで直された。
という衝撃的な経験談を見つけました!!
きっと、相手を思っての行動だと思いますが、少し度が過ぎる内容ですね!
着物警察に遭遇したら
もしも「着物警察」に遭遇してしまったら、下記の様にしてやり過ごしましょう!
・その場から立ち去る
・そのままスルーする
詳しくは「着物警察を華麗にかわす2つの方法」でご紹介しておりますので、
参考にしてください!
まとめ
着物警察とは着物を綺麗に正しく着てもらう為、指摘したり直したりしてくる方々のことを着物警察と呼んでいます。
伝統文化の着物を守りたいという気持ちから来る行動だと思いますが、言われた方は困惑している人が多いのが現状です。
着物文化を守りたいと思う気持ちがおありでしたらルールも大切ですが、着物を簡単に楽しめるように若い世代に伝える心構えも必要ですね。