「着物警察」に遭遇したことはございますか?
着物を着た警察ではない事はお察しいただけるかと思います。着物警察については「着物警察って知っていますか!?」でご紹介していますので参考にしてください。
もし突然「着物警察」から怒られたり注意をされたら……怖いですね!
もし着物警察に遭遇してしまったらどうした良いのか、華麗にかわす2つの方法ををご紹介します。
着物警察から身を守る2つの方法
方法 その①
優しい雰囲気で注意をされたら、お礼を言って去ることをオススメします。
着物警察のほとんどの方は着物に詳しい方がほとんどです。
間違っていると恥ずかしいので、教えてくれているのかも知れません。
着物警察とまではいかないけれど、一歩手前の機会があれば教えてあげたいと思っている方々を数人知っているのですが、彼女達の話を聞いてみると、、
・知らないで着ていたのなら、本物の着物警察に怒られちゃうから教えてあげたい!
・このままフォーマルな式に参加したら、恥をかいちゃうから教えてあげたい!
・あと少し帯を整えれば、完璧だから直してあげたい!
というように優しさの気持ちで教えてあげたいと思っている方々もいるのも事実です。
こういう方は教えたい願望がありますので、逆に着物についてあれこれと質問して知識を増やす時間にすると良いでしょう。
着物の知識をタダで知ることができるなんてとても嬉しいことですね。
方法 その②
怒鳴られたり、嫌味を言ってくる着物警察には、相手にしないでそのままスルーすることをオススメします!
残念ながら、着物警察には様々なタイプの方がいます。
前途しましたように優しさからの方もいれば、ただ文句を言いたいだけの方、着物の格式を汚されたと感じ怒りに変わる方もいらっしゃいます。
本来注意をする場合は、相手が不快に思わないよう、相手の価値観を尊重しながら丁寧な言葉遣いで伝えることが大切だと思いますが、ただ文句を言いたいだけの方や怒りに感じて注意をしてくる方の場合は、相手を尊重できる余裕なんかありませんね・・・
そういった方とは例え、「ファッションでこういう着方をしているんです。」などとお話ししても通じる訳がございませんので、一刻
も早くその場から去る事をオススメします。
まとめ
「着物警察」には、優しさから教えてくださるパターンや、怒りに感じて注意して来るパターン等の実態がお分かりいただけたかと思います。
この事を知っていれば、このタイプはこのままスルーしてしまおうとか、お礼を言った方が良さそうだなとお分かりになると思います!
注意されてしまっても、「あ〜これが着物警察か!」とあまり気になさらずに着物文化を楽しんでくださいね!!
着物警察は本来は着物が好きで着物という文化を大切にしていきたい、多くの方に正しく着物を残したいという思いが根底にあるのだと思います。
ですので教える立場の方も、相手の気持ちや尊重を忘れずに、適切なタイミングや方法で行うことを心がけることが必要ですね!
日本人は礼儀正しく謙虚で他人を尊重し、調和を重んじる傾向があると言われています。
着物をよく知っている方はこのような日本人の和の心を持っている方が多いと思っています。
どんな場合でも相手を受け入れてから着物についての知識を共有することで、相手がより美しく着こなすことができるように、あくまでサポートする意識を持つことが望ましいですね!