日本を象徴するものと言ったら「着物」を思い浮かべる方も多いと思います。
そんな「着物」ですが、着物の美しさに心を奪われ、着物を着る機会を楽しみにしている人もいる一方、着物は着付けが大変・疲れる等のマイナスイメージを持っている人もいます。
しかし実際には数え切れないほどの魅力が秘められているのです!!
そこで、着物の素晴らしい魅力を簡単に6つお伝えします。
季節感や職人技などなど、知れば知るほど着物の魅力に引き込まれていきますよ!
ぜひご一緒に見ていきましょう!!
簡単に着物の魅力をご紹介します。
①日本の象徴!
和の「美」と言ったら、やっぱり着物!
そして着物は「日本の象徴」とも言えるものです。
着物は日本にしかない伝統文化の一つです。
着物を着ることで、日本の文化や歴史を感じることができます。
②季節感を感じられる!
日本には四季があり、日本では四季の季節感がとても大切にされていますね。
着物には、季節感を感じられる魅力があります。
着物には季節感を表すための柄・色・デザインがあり、春夏秋冬、季節によって異なる着物を着ることでその季節の美しさや特徴をより深く感じることができます。
例えば、春には桜など春の花が描かれた着物を着用し、冬には雪や南天が描かれた着物を選ぶことができます。
また季節に応じた色もあり、春には淡い色を選んだり、冬には深みのある色を選んだりします。
着物を着ることで日本の四季を身近に感じられ、周りからも好感を持たれる事間違い無しです!
※ちなみに「桜」は国花になりますので、桜柄の着物は春だけではなく一年中着用できますよ!!
③職人技を感じられる!
着物は、生地の織り方・染め方・仕立て方など、職人技が感じられます!
同じ種類の着物でも職人さんや生産地・制作方法によってまったく異なるものが出来上がります。
最近は機械を使って織られたり、染められたりする着物も増えていますが、職人さんの手仕事によって出来上がった着物は何とも言い難い、魅力的な風合いやオーラが出ています。
なぜならば、職人さんたちは、糸の数量や張り方・仕立て方など細部にわたって長年培ってきた技やこだわりを持って作成しますので、その一点一点に職人の魂が入るからなのでしょうね。
機械で作られた着物と手作業で作られた着物では全く雰囲気が違って見えるんです!
④長く愛用できる!
着物の魅力の一つとして、長く着られるという点です。
洋服と比べると、流行があまりなく、華やか過ぎない落ち着いた柄を選べば、年齢や時を問わず着用できます。
また、背格好・体型が変わっても着方で応用が効きますので、同じ着物を長く着続けられます。
祖母・母・子と三世代に渡って着物を受け継いでいる方もたくさんいらっしゃいます。
もちろん着物の手入れによっては傷んでしまう場合がありますので、面倒でも着物の手入れは忘れないようしましょう!
簡単な手入れ法をこちらの記事でご紹介していますので、参考にしてみて下さいね!
⑤所作が美しくなる!
着物は、洋服に比べて動きにくさや着付けの面倒くささがありますが、それによって所作が美しくなるという魅力もあるのです。
着物を着用するうえで、姿勢や動作に注意が必要になり自然と綺麗な所作ができていきます。
例えば、帯を締めているので、自然と背筋がピンと伸びます。
また、着物は動きやすい洋服に比べると少し不自由なので、身体の動きに注意を払って歩くようになり、自然と美しく歩くようになります。
座る時・階段の登り降りの時も洋服の時とは所作を変えないといけませんので、自然と所作が美しくなるのです!
以前、背筋がピンとしていて、凛とした80代の女性がいらっしゃったのですが、私より姿勢や立ち居振る舞いが美しかったので理由を聞いたことがありました。その理由は「普段から着物を着ている」からだったのでした。
それだけ、着物を着用することで所作が美しくなるのです!
⑥年代を超えた友達ができる!
そしてもう一つの魅力は、年代を超えた友達が簡単にできることがあります!
着物を通じるコミュニティには、様々な年代層の方々が集まっています。
例えば、茶道教室・着付け教室には10代〜80代くらいの方々が通っています。
自分とは違う世代の方々との会話は、話していて楽しいだけでなく、様々な角度からの意見を聞くことができるという利点もあります。
着物を着ることが好きな人たちは、着物仲間を作る機会を求めている方も多いと思います。着物の魅力を知っている人たちと一緒に集まることで、共通の趣味を持った仲間として楽しめますし、着物についての情報交換の場にもなります。
このように、着物を通じたコミュニティがきっかけで出会った方々と友達になることは、大変貴重な経験となりますね。
まとめ
着物の魅力を6つご紹介しました。
着物を着ることで、自分自身がより美しく感じられたり、自信を持つことができたりすることもあります。
ぜひ自分なりの着物スタイルを見つけ、着物を楽しんでみてはいかがでしょうか。
着物を楽しみながら、副次的に所作の美しさを手にいれましょう!